魔法のクリエイターと言われる理由、お教えします

人は知る。人は感じる。創作で。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

そんなに苛々しないで。宇宙の中の小さなことじゃないですか。

我々は、周りの人と比べて、優劣を認識します。 単独で価値を測ることが難しいから、仕方ありません。 たまたま自分より優れた人がいると、敗北感を味わいます。 本気で張り合ったら、人生が変わるほどのダメージになるかもしれません。 時々思うのです。 自…

病院の待合室では、スッキリ寝られる。

感染症対策が始まってから、病院へ行く機会が減りました。 介護の面会ができなくなったおかげで、週一回の病院通いがなくなったからです。 糖尿病外来、メンタルクリニック、脳外科、整形外科、リハビリ科、眼科、歯科にも付き添っていました。 最近は、予防…

ふらりとやって来て、ピアノに向かった自分に、売り子さんは笑って世間話を始めました。でも、弾き始めたら、外からも人が集まってきたのです。

「もしもピアノが弾けたなら」の歌詞は、 僕にはピアノがない。 腕もない。 と歌っています。 ピアノを見かけると、弾いてみたくなる自分は、思い浮かべてしまいます。 「ピアノがなくて、腕もなかったらロマンチックなんだろうな」 ふらりと入った楽器屋さ…

うわぁ。やってしまった。人生で一番高い買い物。

金額が高かったのは家です。 以前そのことを書いたので、心理的に高くついた買い物を書きます。 投資で損が出たときに、高くつきました。 他で取り返しましたが。 投資信託は9割方、損をします。 NISAは有利です。 でも高額な手数料で損が出ます。 自分も買…

負けた。

言い分が通らないとき、あるいは描いた未来が消えたとき、負けを意識します。 競争相手がいて、椅子取りゲームのように賞を狙って、座る椅子がない場合、落ち込むでしょうか。 もし落ち込まず「まあいいか」程度であれば、本気ではなかったのでしょう。 最も…

余分を削って豊かにする

余分があると、肝心なものを見逃してしまいます。 部屋で探し物をするのと似ています。 「自分が分かっていればいいや」 と怠けて、ごちゃごちゃにすると、いざというとき大変です。 文章のプロを目指すなら、徹底的に整理して、読みやすく伝わりやすくする…

まっさらな紙に書く。何度でも。

いつも紙をまっさらにして、最初の一文字を書く。 長文になると、流れを強く意識しますが、何度もリセットしながら新鮮な言葉を探します。 文章の書き方講座では、「開く」言葉と「閉じる」言葉を決めるとあります。 ひらがなにすると「開く」、漢字で書くと…

言葉の3分クッキング

文章を書いて、公開する段階ですることがあります。 タイトルと、一覧に表示されるリード文を一工夫するのです。 料理の隠し味のように、全体のクオリティを上げることができます。 誰に対して、何を伝える文章なのかを洗い出して、適切な問いかけをする。 …

その余興、デンジャラス。

高校時代からの友人の結婚式に招かれました。 新郎は、余興で得意の管楽器を演奏しようとしました。 しかし、練習不足でメロディになりませんでした。 友人同士で集まって、余興の準備を進め、この日を待っていたので、我々の出番となりました。 事前にスト…

努力で才能をカバーしたのか

成功者が努力を語るとカッコ良い。 「努力を見せるようではプロじゃない」と言っても、逆説的に努力を語っている。 成功できないと、努力を語れない。 負け惜しみになって、ダサくなるからだ。 才能ある人が身近にいると、どうしても比べてしまう。 自分の方…

創作は才能ある人の特権ではない

執筆活動を始めた当初は、流れを止めずに最後まで書いていました。 マグロが泳ぎ続けるように「絶対に止まらない」「振り返らない」と心に決めて、誤字脱字にも目をくれず突っ走りました。 後で推敲しますが「良い文章」の基準を知らないので、誤字脱字だけ…

人は悩む。人は得る。創作で。

最近使っているキャッチコピーです。 クリエイターが共感するメッセージを考えて作りました。 創作するときには、悩みがつきものです。 深く悩むと、思想を深め、オリジナリティを産み出します。 やめるのは簡単ですが、もうひと頑張するべきです。 自分が望…

決して挫けない。役割があるから。

社会の役割を担う人は、責任を果たすために活き活きとして生活しています。 また長寿だと言われています。 役割を果たさない人は、鬱屈していて短命だ、となります。 確かに、自分から役割を探さないと、受け身になり、失敗を他人のせいにします。 主体的に…

【小説】寝不足のお坊さん、洋館へ行く。

闇にうごめく死霊 草木も眠る丑三つ時。 辺りの木々はざわめきを止め、夜の帳が妖しく上る。 まるで魔界の口が開いたように、ポッカリと碧い影が林を呑む。 虚空から闇の中へ、うごめく死霊が2つ。 ゆらゆらと、光の尾を引いて、男の周りを飛び続ける。 亜…

ひとつ屋根の下に、いくつもの未来を。

子どもの頃、田園地帯に住んでいたので、川で魚を取ったり、昆虫採集をしたりして遊びました。 同じ住宅団地に、同世代の友達がたくさんいました。 一緒に農閑期の田んぼでサッカーや野球をして、思いっきり遊べたので、幸せな少年時代でした。 今の子どもた…

あの人ならできる。すぐやるから。

熱意があって、頼りになる人、近くにいるでしょうか。 早合点したり、失敗することもあるけど、いつも中心にいて何とかしてくれる。 頼りになる人は、不可能を可能にしてしまいます。 無理を通さなくてはならないときには、試行錯誤して解決するしかありませ…

ストーリーの設定にもドラマがあります

イメージを表現するために、一見無関係な要素を近づけると良いです。 言語空間で、要素同士の位置関係が遠ければ遠いほど、イメージが限定されて強くなります。 意外性を狙って、人を驚かせるわけではありません。 例えば「かたさ」のイメージは、石をダイヤ…

好きな理由を考える

クリエイターは、好きだと思うものを作り出す。 好かれる作品とは何かを、暗中模索して、考え続けなくてはならない。 創作活動とは、困難な課題を解決する営みだから、簡単に理解することはできないものだ。 「自分には創作の才能が無い。 」 という人は、自…

好きな理由を考える

クリエイターは、好きだと思うものを作り出す。 好かれる作品とは何かを、暗中模索して、考え続けなくてはならない。 創作活動とは、困難な課題を解決する営みだから、簡単に理解することはできないものだ。 「自分には創作の才能が無い。 」 という人は、自…

【執筆の大原則】 1文字でも余分を削る。

スマホで電子書籍を読む時代になりました。 製本した場合と違い、1行が短く、1ページが小さい。 だから、できるだけ短く書きます。 自分は論文をたくさん書いたため、1文を短くする習慣があります。 でもその程度ではないのです。 「1文字でも少ない文が…

【執筆の大原則】 1文字でも余分を削る。

スマホで電子書籍を読む時代になりました。 製本した場合と違い、1行が短く、1ページが小さい。 だから、できるだけ短く書きます。 自分は論文をたくさん書いたため、1文を短くする習慣があります。 でもその程度ではないのです。 「1文字でも少ない文が…

好きな理由を考える

クリエイターは、好きだと思うものを作り出す。 好かれる作品とは何かを、暗中模索して、考え続けなくてはならない。 創作活動とは、困難な課題を解決する営みだから、簡単に理解することはできないものだ。 「自分には創作の才能が無い。 」 という人は、自…

自分を書くと自分を好きになる

自伝的な小説を書いたら、青春を追体験出来ました。 根っこにある本質を知ることができて、もっと自分を出したいと思うようになります。 論理的に物事を処理する性格は、ずっと変わりません。 感性で描くはずの絵も、分析して戦略的に描くのです。 ストラテ…

一番お金をかけたもの

人生最大の買い物は、家です。 大抵の人は、家を挙げるのではないでしょうか。 大きな買い物だったので、慎重に選びました。 ハウスメーカーを沢山回り、専門家の意見を聞きながら、最も条件が良い物件を探して買いました。 ポイントは数十年経っても資産価…

【小説】私はロボットだから、絶対に忘れません。3

※「私ロボット」タグからページ一覧を見られます。 朗々燦々 「さてと。遊園地なんて月並みだよな。まるで昭和のSFみたいだ。 」 肩を並べて歩いていると、通りの看板が妙に鮮やかだった。 このままずっと歩いていても良い。 エクレアは、街並みをキョロキョ…

ホーム画面について

今週のお題「 スマートフォンやタブレットのホーム画面には、アプリのアイコンと背景画像がある。 アプリはどんどん増えて行くので、フォルダに分類しているが、買い物サイトとGoogle関連のフォルダの中身がとても多くなってしまう。 ちなみに自分はAndroid…

二択にしない

論理的に処理しようとすると、2択になりやすい。 「できる、できない」「良い、悪い」など、対立する要素を対向位置に置いて、どちらに属するかを考えれば、整理できる。 演繹的に論理を積み重ねて、結論を出すには都合が良い。 だが、現実の事象は帰納的に…

完璧を求めない

作品を構想するとき、考え続けるときりがなくなる。 だからある程度構想がまとまったら、失敗を恐れずに書き始める。 途中でまとまらなくなっても、最後まで書く思い切りも必要だ。 文章を書く目的には、2つのフェーズがある。 1つは、良い文章を書くこと…

【小説】私はロボットだから、絶対に忘れません。2

※「私ロボット」タグからページ一覧を見られます。 エクレア、起動 殺風景な研究室に、スパコンを冷やすクーラーの動作音が響く。 キーボードを叩く音が止むと、3人はエクレアを囲んで向かい合った。 「新谷君。エクレアを起動する前に伝えることがある。 …

好きなものを作る

「これ好きだな。 」 と思ったら、良さを分析してみる。 「好き」は、最も信頼できる指標である。 論理を超えて、真理を直観し、しかも情緒的な感覚を伴うからだ。 他人の作品を見て、熱狂的に好きになると、自分の創作にも熱が入るものだ。 作品の一場面だ…