庭の植木が伸びると大変なことに

 庭の植木を切るとき、どれくらい切るだろうか。うちは分譲地で、近所に同じ植木が植えられている。だからもし手入れをしなかったらどうなっていたかがわかる。とくにケヤキが物凄く育ってしまい、素人には手が付けられない大きさになっていた。

 突然落ちてきた枝が頭に当たり、亡くなる人もいる。以前住んでいた家の屋根瓦が落ちて裏の家のオジサンがカンカンになって押しかけてきたことがあるが、木でも同様のことが起こりえる。

 庭木が大きくなると、公道に枝が伸び、見通しを悪くする。これが事故のもとになることも予想される。実際近所の角地の家は、植木がぼうぼうに伸びたせいで迷惑をかけているし、路地を猛スピードで走る車がいると、発見が遅れて危険を感じる。

 エンジン音がする車ならよいが、最近のエコカーやEV車は音が静かを通り越してまったくしないこともある。まるでステルス戦闘機のように目標に近づいてくる。後ろにEV車がくると、気が付いたときには至近距離にいてヒヤリとすることがある。

 植木のせいで事故に合うくらいなら自分で切らせてもらいたいと思う。民法改正によって、催告しても応じない場合は土地所有者が切れることになる。つまり、市道なら市に問合せて対処してもらえる可能性がある。

 見通しが悪いので、道路に「とび出し注意」とペイントしてもらったことがある。これについては、市の担当者と1年かけてやり取りして、感情的になる場面もあって、やっと実現した。行政は言った者勝ちである。決して退いてはいけない。

 だから庭木は近所と公道にかからない程度には切るべきだ。そして、1年くらいは切らなくて済む程度に切り詰める。だが葉っぱが少なくなると元気がなくなってしまうので、それとの兼ね合いである。

 また品種によって強い弱いがあるので、少し切っては様子を見ている。大抵垣根にする品種は生命力が強い。上に伸びられると厄介なので、背が高くて太い枝はノコギリで早めに切っている。中心にある幹を多めに切って枝を残せればベストだ。

 入居したてのころは、ツタが茂っていた。植木に絡まったツタをすべて引きはがして抜いたら、植木の量が半分くらいになって笑った。