伝説をつくる

 能力や実績をレーダーチャートにしたときに、とがった部分が伝説である。

 全体の平均値に比べると、突出している部分があると、そこがアイデンティティやブランドになる。

 日本の車業界は、欧米に比べて「伝説」がない、と聞いたことがある。

 ヒットしたモデルを協業他社がこぞって追随していくため、似たような型の車がどのメーカーにもあることが多い。

 人間の能力や人生観に当てはめれば、特別凄い実績を残すと、それがその人の代名詞になる。

 例えばサッカーでJリーガーになれば、その人が持つ他の魅力よりもサッカーの能力と実績が注目を集める。

 1つのことを突き詰めていくと、他の分野にも応用できるスキルを身に着けることができる。

 サッカーを極めるために、基礎トレーニングをしたり、映像で試合の流れを分析したり、戦略を練ったりさまざまな努力をしたはずである。

 また、サッカーをするために、道具や練習会場の確保、チームメイトやファンとの人間関係、ケガなどトラブルへの対処法など、周辺にある問題も解決する。

 それが1つを突き詰めるメリットの1つである。

 それと、伝説という言葉には夢がある。

 普通はできないような、凄いことをすると、語り継がれる伝説が出来上がる。