和文フォントは、実用的なフォントにするために、4000字ほどデザインするようである。
漢字と、ひらがな、カタカナ、数字、記号を合わせるとこれくらいになる。
欧文フォントに比べると、桁違いに多い。
欧文フォントはセミプロデザイナーがたくさんいるが、和文フォントは気軽に作れないのはこのせいである。
日本語は縦にも組むので、すべての文字が正方形に収まる。
和文で小説を書くときに、文字を視覚的に受け取る情報と、音のイメージとして受け取る情報が異なる。
また、同じ言葉を違う表記にしてイメージを変えることができる。
例えば、
「小説」「しょうせつ」「ショウセツ」
これらの音は一緒だが、ニュアンスが違う。
欧文で小説を書いたことがないので想像だが、書くときに選択肢の分岐が多いのではないだろうか。