「日本で一番偉いのは? 」
答えは法律である。
内閣総理大臣も、
天皇も、
大企業の会長も
格闘技の世界チャンピオンも、
宗教の教祖様も、
どんな権威も縛ることができる。
法律は、社会の秩序を守るためにある。
身近な、明文化されていない不文律には、法的根拠がある場合が多い。
「昔からの習慣、社会的な慣例」
は法的拘束力を持つ。
つまり、広義の法である。
あらゆるトラブルを解決するために、日々見直され続けているため、法律を知るということは、ずっと勉強し続けることである。
法律を勉強するときには、必要な部分だけをやればいい。
肝心なことは、実際の事例を調べることだ。
身近によくある法務は、クレーマーに対抗する事例とか、個人情報の管理とか、民法の原則で、契約約款を見直すことである。
ちなみに暴力など有形力を伴わない場合は、暴行罪が適用される可能性がある。
暴言を書き込む場合がそれにあたる。
被害者がメンタル不調を起こして、通院すれば充分成立しうる。
創作では、コラムにもした著作権、中でもキャラクターの訴訟が圧倒的に多いし、知っていると応用範囲が広い。
個別的に条文を覚えることよりも、法律感覚を身に着けることが肝心である。
細かい条文は後で調べるとして、問題の本質を法律で整理できる。