クリエイティブなことをするときには、勢いが大切です。
考え抜いて出したアイデアより、瑞々しい新鮮な感覚で出した閃きの方に価値があります。
イラストでは、作者がボツにして捨てようとした作品が、お宝になっていることが多々あります。
文章でもそれは当てはまります。流れとかリズム、といった論理的に説明しにくいことが、大事なのです。
だから、上達するためには講座を受けたり、ハウツー本を開くよりもたくさん書いた方が近道になります。
作例を講評して、修正した作品を読めば、なるほどと思いますが、それより自分なりの工夫の方が価値があって、身につくものです。
それに、自分で地平を目指して歩くような自由さが、クリエイティブの醍醐味ですから。