自然災害

f:id:yamadahideo:20220203212949j:plain

 

 印象深いのは、東日本大震災である。その時いた場所は、都市部の地盤がしっかりした地域だった。

 電線が長縄跳びのように振り回され、天井が落ちた場所も遭ったが、自宅は被害がなかった。

 あえて言えば、台所洗剤が皿の上に落ちて、皿が淡まみれになったことくらいで、他の物は倒れもしなかった。

 翌日、母が倒れたばかりだったので、実家の様子を見に帰ったのだが、半分くらいの道のりである20キロほど歩き、途中で中学時代からの友人に迎えに来てもらった。

 公共交通機関はストップしていたので、足がない自分はそうするしかなかった。

 湿地帯だった地域など、地盤が柔らかい場合は、大きな被害があった。

 店のガラスが割れ、看板が落ち、商品棚が倒れていた。

 後に家を買うときには、この教訓を生かして、地盤を調べた。 

 そしてガソリンがなくなり、タンクローリーのあとをついていく車をたくさん見た。

 ガソリンスタンドには数キロの列ができた。

 福島原発事故が起き、計画停電が始まり、冷え性ではない自分でさえ足の冷えで眠れなかった。

 省エネに対する意識が全国的に高まって、電気を節約する習慣が身についた。

 被災地をクリエイターが訪れて、イベントをする誘いが来たが、介護が始まったばかりで行けなかった。

 様々な分野のクリエイターがこぞって訪れて被災者を励まし、情報発信をしていた。

 これほど日本人の価値観を変えた災害だった。