魔法のクリエイターと言われる理由、お教えします

人は知る。人は感じる。創作で。

ポルターガイスト

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 自分は一度も見たことがない。

 超常現象の小説も書いたが、そもそもあまり信心深くないので、仏様とか霊魂の類とは無縁である。

 もし自分の周りで物が飛び回り、お化けが現れたら、どんな行動を取るだろうか。

 夜中に目が覚めて、妙に恐怖感を感じることはある。

 悪夢でも見たのかもしれないが、記憶がないこともある。

 もし本当に霊魂があって、亡くなった人が身の回りにいるのだとしたら多分自分が合いたい人がいるわけではないと思う。

 もし自分と関わりの深い人が、いつまでも身近にいるのだったら、いかにも自分に都合がいい考えだから信用できない。

 霊魂やお化けの世界が仮にあるとすれば、そこに住む人たちは自分の人生を生き、人間と同じように生きる目的を探して自分なりに生活しているだろう。

 人間は他人の心情を推し量るが、真実を知ることはできない。

 怨念が残っていて成仏できない霊が現場に残っている、という考えは、主観が入っていて、思い込みではないかと思う。

 霊には霊の人生があって、我々が知らないことを見聞きして、推し量れないことを考えているはずだと思う。