小説に感謝したい

 自分の体験を元にした青春小説を執筆して、クリエイティブな生き方を求めていたことに気付かされた。

 長編小説を書くことなど、想像もできなかったが、自分の深い部分で燻っている情熱に気づいたとき、最も大事なことをはっきりと認知した。

 四六時中作品の構想を練り続け、頭に浮かんだ問題を瞬時に解決し、文章にしたり、挿絵や装丁など図像にしたり、そして朗読して音声にすることもある。

 作品発表の場も、投稿サイトの市場規模が年々増大しているため、既存の書店を通じた流通が弱くなった。

 作家が出版社を通さずに直接市場へ作品を送り出すことができるため、出版社は営業活動に力を入れているように見える。

 投稿サイトは、作家個人が計画的に情報発信をして読者を獲得するようにできている。

 毎日投稿したり、作品にコメントをしたり、活動報告やブログ、コミュニティ、マガジンなどを管理していくことになる。

 こうして作り上げた販路に乗せて小説を公開すると、投稿サイトを通じて直接インセンティブを受け取ることができるのである。

 公募を調べることはときどきあったが、投稿サイトのことはほとんど調べてこなかった。

 文芸の公募を調べたことがきっかけで投稿サイトを知り、それからは毎日エッセイを書くようになったのである。

 また小説の書き方が、投稿サイトに反射神経で上げるのに合わせて変化してきた。

 構想を時間をかけて練るよりも、多作になることのほうが重要だと気づいた。

 作品を世の中に出してから、読者数を確認して一喜一憂うしているようでは成功しない。

 失敗したら次の作品を書けば良い。

 これも小説を書き始めてから知ったことである。

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