僕たちは世界で一つだけの花じゃない。真実は一つだ。

 クリエイティブな仕事を志すなら、尚更真理を求めなくてはいけないと思います。

 自分のスタイルを確立して、コンセプトを明快に打ち出すことも大事です。

 しかし、それは作品を商品にするときの話です。

 商品は、消費者の目に留まらなくては購買に結びつかないので、当然のことです。

 でもクリエイティブな仕事が、商品づくりになるとしたら、矛盾しているのではないでしょうか。

 真理を求めるときには、結論が一つでなくてはいけません。

 ですから、創作活動と正面から向き合っていれば、何かを追い求め、ゴールがない道を進むはずです。

 途中で胡麻化したり、格好付くところで止めても表現ですが、それ以上の上達は望めなくなるのではないでしょうか。

 自分が世界で一つだけの花だと思ったら、そこで満足してゴールしたことになります。

 クリエイターは求道者であるべきだと思うので、世界で一つだけの花にはなりません。

 自分と似た人間など、世界に何万人もいるはずですから。