プレゼンテーションの原則である。
「ホントは、こうしたかったんですけどぉ……」
などと言ったら、
「じゃあ、完成させてよ」
やり直しになる。
だが、プレゼンでよく見かける光景だ。
一生懸命仕上げた資料を、自分で殺してしまうのだ。
日本人には「謙譲の美徳」がある。
自信があっても、一歩譲る精神は素晴らしい。
でもプレゼンはアピールする場である。
戦場で、銃を放り出すようなものだ。
文章を読んでいても、散見される。
へりくだるのとは違う。
自信なさそうにすると、
「公開しなければいい」
と言われかねない。