ずっと知りたかった。身体が芯から熱を帯びたのは、なぜか。

 熱中する瞬間、時空を超えて没我の境地に至ります。

 我に返って、日常に戻っても、体の芯にある火照りが没我を求めるようになります。

 熱中できるものとの出会いは、人生で数えるほどしかありません。

 一旦熱を帯びてしまうと、心の底でずっと火が消えず、生活のすべてに影響を与えるようになります。

 集中しきった完璧な時間を過ごすひとときが、目的化します。

 目標達成した先に何も求めず、ひたむきに前進すると充実感が得られるからです。

 言葉はいらず、自分がエネルギーの塊になって、燃焼します。

 人生と向き合った人だけが、生命と向き合った人だけが、至る境地です。

 共感できない人は素通りして、理解できる人の言葉だけが耳に入るので、邪魔することができなくなります。

 この瞬間のために生きていた。

 言い切れる時間が欲しいものです。