ブランド物のハンドバッグが、質屋にたくさん並んでいます。
貴金属はともかく、カメオのように、何に使うのかわからないものも、並べられています。
イタリア旅行をしたとき、ツアーだったので、行く先々でブランド物を薦められました。
旅行の記念としては、普段使いできる物とか、飾れる物の方がふさわしいです。
ヨーロッパ旅行へいくと、気持が大きくなって、財布のひもが、ゆるむ気持ちもわかります。
でもブランドものは、鑑賞するだけで買いませんので、ツアーと別行動をして、博物館などを見に行くこともありました。
ブランド物の店に案内されて、買ってしまった旅行者が、質屋に売った品物が並ぶわけです。
質屋の商品棚を埋め尽くす、旅行者の気まぐれが、華やかな商品と裏腹に、墓場のような雰囲気をかもしだします。
本場イタリアで、イタリア製のハンドバッグを買った、という既成事実に価値があって、しばらくたつと、ひったくりに遭う危険に気づいて手放すのでしょうか。