人生の価値は、感動の数で決まると思いたい。
想像力で、無数のストーリーを創り出して、世の中に送り出せたら、素晴らしい。
感動とは、他人の人生を垣間見ることです。
小説を読むことで、人生を追体験できます。
世の中は、絶えず進歩して、新しい媒体が生まれています。
小説のあり方も、例外ではありません。
作品を公開するプラットフォームが多様化して、限られた天才だけのものでは、なくなっていくでしょう。
たくさんの小説家を産み出し、星の数ほどストーリーが生まれたら、そのあり様が、宇宙のように美しいはずです。
人間の、すべての活動は「生命」を知ることに集約されます。
あらゆる分野を統合し「人間とは何か」を考える学問もあります。
人文、科学、社会、芸術など、すべてが高いレベルで調和したら、生命の謎に近づけるのではないでしょうか。
小説は、その中の一部分にすぎませんが、あらゆる分野を横断したストーリーを創り出す可能性があります。
感性は、論理の源であり、論理を超える手段です。
学術研究では導き出せない真理が、眠っているはずです。