魔法のクリエイターと言われる理由、お教えします

人は知る。人は感じる。創作で。

作品に「熱」を留める

 面白い作品。

 心に残る作品。

 心を打つ作品。

 毎日考えていると、同じところを回っている気がします。

 奇をてらうと、面白いでしょうか。

 ヒット作を分析すると、他の作品との違いばかりが目につきます。

 今までと違う切り口がいいとか。

 でも、違いがあった年も、それが目的だったのでしょうか。

 作者にとっては必然で、奇抜なことをしようとしていない気がすることもあります。

 執筆した作品の中で、キャラクターた思わずつぶやいた言葉に、

「才能とは自分が気づかないところにある」

「これが最後だからと思うから、最高の仕事ができる」

 など自分で感心するフレーズがあります。

 書いたのは自分ですけど、どこかで聞いたフレーズが思わず出てきました。

 作品の中で、ここがいいと思えるところは、きっと自分で予想できない部分なのだと思います。

 書いている時は無我夢中で、思わず書いてしまった言葉が生き生きとしてきます。

 そんなときに、作品に熱を留めているのでしょう。

 自分がどこで何をしていても、作品には自分が熱中している時の息吹が留まっています。