2020年11月に日本経済団体連合会（経団連）が発表した「新成長戦略」や、2021年から2022年にかけて経済産業省が開催している「デジタル時代の人材政策に関する検討会」でもリスキングについて強調されていた。
企業内でDXがキーワードになる中、社員にはデジタル化に高度に対応するスキルが求められるようになった。
就労したままで社員教育として研修会を実施し、適性に応じて配置転換していく。
リモートワークや、オンライン会議が急速に普及し、プレゼンテーションや文字による補助的なコミュニケーションも可能になった。
半面、ワープロや表計算だけでなくマルチメディア機器の操作、突発的なトラブルに対処する能力なども求められる。
また業務を自動化するためのプログラミングにも対応する必要がある。
なくなっていく仕事から、新しく始まった仕事への転換が求められる時代に、社会人はフットワーク軽く対応する能力が求められている。
