アスファルトの道路は、コンクリートとの継ぎ目や、単純な陥没などで穴が空くことがある。
これは、発見した人が市役所に電話一本入れると、数時間のうちに直してくれる。
市には道路を管理する義務があり、事故が起きたときに責任を負う可能性が高いためである。
この事実を知る人は少ないようだ。
今の地区に引っ越してきてから、何箇所埋めてもらったかわからないほどだ。
市の担当者に電話をすると
「原動機付自転車が転倒するくらいの穴ですか」
「はい。転ぶ人もいるでしょうね」
「直したら報告しましょうか」
「めんどうだから、いらないです」
こんなやり取りをする。
ものの数分のやり取りで安全が確保されるのである。