工場で大量生産した製品が多い中、ハンドメイドは大変貴重です。
第二次産業革命直後の、歴史が物語っています。
当時は労働問題も起こり、粗悪品を大量に作り、利益を独占するブルジョワが悪役になります。
都市が荒み、工場が襲撃されることもありました。
アーツアンドクラフツ運動から始まった、手作りを見直す動きは現代にも通じています。
アールヌーヴォー、アールデコの製品は、高級品として売られています。
現代人は成熟した社会で、受け身の生活をしています。
でも、本当の豊かさとは、世の中にないものを作り出す手工芸なのです。
自分で工夫して、問題解決した道具は、輝いて見えます。
特許や、実用新案登録できるほどではなくても、考えて作り出す生活をしたいものです。
