今日も手でワープロを打って文章を書いています。
キーボードをたたく音を毎日響かせて、エッセイや小説、仕事の書類などを作成します。
脳から指に指令を伝達して、キーボードに伝える作業は無意識です。
頭に言葉が浮かぶとすぐに指が動いて画面に表示されたことを確認します。
イラストを描くときにはタッチペンでタブレットに描きます。
手描きで描くことはあまりなくなりました。
手をじっと見つめると、不思議な気分になります。
左手がばね指（腱鞘炎）になってしまったため、左手をじっと見ると、たるみがある皮膚に包まれた肉を見ていると思って、
「指ってこんなにたるんでいたっけ」
と疑問に思います。
頭に描くイメージでは、川がしっかり中身にくっついています。
でも実際はたるみが多くて、関節では皮膚が余っています。
指よりもずっと小さい精密な工作もするので、手は不思議です。
