魔法のクリエイターと言われる理由、お教えします

人は知る。人は感じる。創作で。

好きな理由を考える

 クリエイターは、好きだと思うものを作り出す。

 好かれる作品とは何かを、暗中模索して、考え続けなくてはならない。

 創作活動とは、困難な課題を解決する営みだから、簡単に理解することはできないものだ。

「自分には創作の才能が無い。 」

 という人は、自分が粘り強く作品と向き合ったかを振り返るべきである。

「何かが降りてくる、 」

 この表現は、いかにも天才を感じさせるが、考え抜いた末に閃きが起こることに変わりはない。

 だから、

「自分には才能が無い代わりに、人一倍努力した。 」

 という格好いいフレーズは、天才を別の表現にしているだけだ。

 人が好きだと思う作品を追及する過程は、閃きが起こるまで道筋であり、感じ取り方と表現が異なるだけだ。

 ところで良い作品に出会うと、様々な言葉で「好き」を表現する。

「理屈抜きに良い。 」

「ツボに入った。 」

 他にもあるだろう。

 人を惹きつける「好き」は、感性に訴えるのでとても難しいのである。