2021-11-01から1日間の記事一覧

情熱と理性

表現そのものについて書いた文学作品に、よく出てくる。 小説のテーマになることも多いようだ。 あと、理性的なキャラクターと、感情で突っ走る直情型のキャラクターを対比することもある。 これは永遠のテーマかもしれない。 だが、現代的ではない気がする…

悲しみ

悲しみは認識が難しい感情である。 憂鬱になることがしょっちゅうあるが、悲しくてしかたがない、という感じではない。 ストレスチェックで、悲しみについて問われると、なんだかバカにされているような気分になる。 「ときどき、悲しくなる」 という質問に…

怒り

怒りは、最も神秘的な感情だと思う。 ドラマのクライマックスで、よく人が怒る。 映画の予告編でも怒るシーンが使われ、ドラマチックさを大きな叫び声や、何かが破壊されることで表現することもある。 歳をとるごとに、怒ることが難しくなったと思う。 今で…

苦しさ

10代のときには、苦しさといつも向き合っていた気がする。 学校に通うことが苦しいことはしょっちゅうで、授業中によく意識を外に飛ばして妄想していた。 いま同じ時間を過ごす人が世の中に何億人もいて、別々のことを考えて行動していることに思いを馳せ…

楽しさ

楽しさには2段階ある。 短期的な楽しさと、長期に渡る楽しさである。 こう書くと、 「短期的な(刹那的な)楽しさは悪だ」 という文脈が自然に出来上がる。 だが世の中には短期的な楽しさが溢れているし、容易に善悪で判断できない気がする。 長期的な楽し…

新しさ

新しさとは、現在世の中にないことである。 これくらいは当たり前だ。 では文学の新しさとはなんだろうか。 新しさを語るとき「フレッシュな」「若々しい」などと共に語られる。 新しい作品は、現在ないのだから、出会いがあるはずだ。 歳をとっても出会いが…

作品は自分の遺書でもある

縁起でもない話だが、長編小説を書き始めたとき、自分の遺書であることを意識していた。 書き留めずに死んだら、誰も知らない事実が永遠に語られなくなるだろう。 いつかは書きたいと思って構想をいくつか練っていた物語も、自分が見聞きして感じたこと、考…

全力疾走

ある程度歳を取って、自分の全力を意識することはほとんどなくなった。 いつも限界よりもかなり低いところで生活しているし、高いパフォーマンスを求められることも少ない。 100mリレーを走ったときも、全身に100%の力は込めなかった。 というよりも…

自分流

「真理とは、各人が自分流のやり方で、自分自身の必要に応じて、自分にふさわしいように理解する為の言葉にほかならない。」(メンデル) 「成功とはただ一つしかない。自分の人生を自分の流儀で過ごせることだ。」(クリストファー・モーリー:アメリカの作…