執筆するために

 執筆活動は、パソコンに向かうばかりでは上手くいかない。

 まずデスクワークのためにハイバックチェアとシンプルな作業机を用意した。椅子は姿勢に直結するため、慎重に選ぶべきだ。メッシュでムレにくく、体重移動を感知してある程度傾いてくれるものが良い。1万円しないものでも、十分過ぎるくらい良いものを見つけた。ある上場企業が作った製品は数十万円するが、レビューによるとそれより良くできているようだ。

 アームレストも必須である。冷却ジェルが入っていて、人肌のような質感の、何ともいえない心地よさを感じるものを選んだ。これは2千円だった。

 あとマッサージ機である。椅子に座って作業しながらかけられるものを選ぶ。毎日使うものだから、習慣にできるものでなくてはいけない。ふくらはぎと足裏に圧力をかけるものと、腰に温感とボールマッサージをかけるもの、目元に振動と圧力とパルスをかけるものを用意した。これは本当に毎日使っている。ほとんどないが、酷い肩こりになったときには首を挟んで電気刺激をかけるものも用意している。これは効果てきめんだ。執筆活動よりも本業の仕事のストレスで肩が凝ったときに使う。

 次に、体操は欠かせない。長時間ワープロを打っていると目が疲れる。目の疲れは周辺の筋肉のコリが原因である。ブルーライトはあまり関係がない。そして、コリは腰からくる。全身の筋肉は相関関係があり、特に大腰筋というインナーマッスルが重要である。次いで広背筋、大殿筋、大腿筋である。体幹部に近い大きな筋肉そストレッチする。

 体を捻じるもの曲げるものを、10種目、左右2分ずつ行う。1日2回やれば疲れがたまらない。同時に眼球を上下左右と斜めの8方向にストレッチする。すると眼精疲労も抑えられる。近くを長時間見ていると乱視が進むので、眼球周りのマッサージも行う。

 

 原稿は、同時に数種類書き進めるのが良い。同じ原稿を長く書いているとどうしても行き詰まってくる。そんなときには別の原稿を進めると思った以上に集中できるものである。また、たくさん手掛けて回らなくなってきたと思っても、新しい原稿に着手してしまった方が、行き詰まった原稿も進むことがある。

 今何を書くべきかは「どれくらい書きたいか」を基準に決める。仕事を能率的に進めるコツは、やりたいことから着手することである。これは将棋の羽生さんの言葉だ。