失くしたものを探すとき、ちょっぴり絶望しながら探します。
探している時点で、なかなか見つからないのですから。
簡単に見つかるものは、探す必要がないという意味です。
困難に直面して探すとき、強い意志が必要です。
物をどかして、記憶を辿っても見つからない。
途方に暮れて、手当たり次第にのぞき込む。
見つからないと精神的にも追い詰められ、独り言でボヤきます。
「どこ行っちゃったんだろう」
でも本当は、自分がどこかにやったのです。
記憶が薄れていくときに、何とかして思い出そうとする。
思い出さないと脳が退化するような気がしてきます。
艱難辛苦を乗り越えて、見つけることができたとき達成感を味わいます。
次は絶対失くさないように、わかりやすいところに置くでしょう。
物を失くさないためにも、いらないものを捨てて整理します。