高い目標を掲げて努力して挑戦するとき、失敗することは避けられない。
小説家を目指すなら、まず投稿サイトを利用することが一般的になった。
1作目を投稿しても、名前が通った作家でなければほとんど閲覧がない。
2作目、3作目と、あの手この手と考えて新作を書いてもほとんど読まれない状況が続く。
投稿サイトによってはコミュニティや個人企画のグループを作ることもできる。
何とかPVを伸ばそうとしてSNSを活用したりしてみても、大抵はほどんど効果がない。
公募やお題タグに挑戦しても、同様である。
名が通った文学賞に応募して、落選すると決定的なダメージになるかも知れない。
そんな時、入賞した作家に知人の名前を見つけたとしたら、自分と比べてしまうだろう。
こうして執筆を始めたばかりの小説家には数々の試練が与えられ、辞めてしまいたい気分になるはずだ。
成功を夢見た自分に裏切られ、現状のままで負け続けることに耐えられなくなってくる。
そこで辞めて、他の道を探すことも選択肢の一つだが、食らいついて頑張り続ける一握りの人が、小説家になって、目標を達成するのである。