今こそ疑問をぶつけたい。すごくおおきなかぶ。

「おおきなかぶ」
小学校1年生の国語の教科書に載っている。
普遍的な物語です。
協力して、大きな仕事をする教訓をリズミカルな文章で表現した傑作です。
谷川俊太郎さんの詩のように、聴覚的な表現で、テンポよく進みます。
ロシアの民話が元で、英語、ラテン語にもなっているとか。
日本では
「うんとこしょ。どっこいしょ。」
が、あまりにも有名なフレーズです。
おばあさんが派手な装いだったり、
犬や猫まで手伝って、
猫の手も借りられたわけです。
こんなに大きなかぶが地面から顔を出しているのだから、
抜かずにくりぬけばいいと思いますが、
置いておきましょう。
さまざまな疑問がある、この話。
自分が最も疑問を感じて、もやもやしている部分があります。
それは
「腰を引っ張っても、力が伝わらない」
ことです。
たくさんの人(動物)が引っ張るので、
先頭のおじいさんの腰は、凄まじい力で引っ張られます。
背筋力は、とても強いので、
引っ張ると、非力な人でも50キロくらいの力がかかるのではないでしょうか。
本当に腰から肩、腕、手まで伝わって、力が倍増するとは思えないのです。
かなりのロスがあるし、怪我をするはずです。
小学生だったときから、ずっと、もやもやしてました。
「こんなことして、力を合わせたつもりか」
自分はこう考えます。
「表面的な協力。形式的な協調。」
小学生がこんな言葉を使いませんから、
違う表現だったでしょうけど、
物事の本質をきちんと見ないと、騙されるぞ。
善意という美談に目を向けてはいけない。
協力するということは、
本当の成果を出さなくてはいけない。
こんなことを、思ったはずです。