2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
親の介護が始まってから、病院に行く機会がとても多くなった。 歳をとると、内科、整形外科、リハビリ科、脳外科などなど、さまざまな科にかかり、大学病院にも何度か行った。 医者の先生も人の子だから、さまざまな性格の方がいらっしゃる。 …ある程度の歳…
習熟度別クラスを、私立学校ではかなり早くから設けていた。 そこが魅力の一つでもあり、高い志を持つ生徒を獲得する鍵になった。 オンライン授業が一般的になると、それがさらに細分化されると思う。 一人一人が、学習の進度に合わせて適切な動画を見れば、…
学校の試験のあり方が、どう変化していくだろうか。 教育現場にICTが浸透しつつある。 そして、大学では生徒間で相互評価するシステムが出てきている。 MOOCと呼ばれる、インターネット上の大では、相互評価で単位を認定して、卒業できるシステムがあ…
10代後半から、孤独を感じることが出来るようになったと思う。 それまでは、友だちがいつも傍にいたし、勉強や部活、遊びで忙しかった。 高校生になってから、勉強する意味、そして社会に出てから何をするかを本格的に考え始めて、物事の本質を意識するよ…
マスメディアを利用して広告を打つ場合、新聞、テレビCМ、屋外の看板、電車の中づりなどに予算を割り振って制作していた時代があった。 現在ではWEBの媒体が成熟しつつあるので、従来のマスメディアという考え方は通用しなくなってきている。 むしろ少数の熱…
コミュニケーションセミナーで、こんな子をとしている。 「隣の人とペアを組んでください」 偶然隣に座った人と研修するように仕組む。 もちろん無作為。 このほうがうまくいくのである。 「まずは、1分間自己紹介をしてください。ただし、聞き手は一切相槌…
日本経済は資本主義の原則で支配されている。 だから常に資本を投入し、企業を成長させなくてはならない。 ビジネスモデルによっては、 「商品は何でもいい。たくさんの人が買う仕組みを作ればよい」 と堂々という業界もある。 これでは、少々乱暴だ。 SDGs…
自分の世代は、カラオケ全盛期世代だ。 高校生から大学生にかけて、仲間同士で何回カラオケボックスに行ったかわからないほどである。 声の音域が狭いので、新しい歌は歌いにくい。 裏声で歌ったり、高音を伸ばす曲が増えてきている。 そしてアップテンポで…
夕暮れ時に、小腹が空いて腹が鳴った。 「ぐうう…… 」 ちょっと恥ずかしくなって咳払いをしてしまう。 「ごほんっ」 すると隣の席で仕事をしている若い女子社員が、 「ぐるるぅ…… 」 派手な虫を腹に飼っているようだ。 「リーン、リーン…… 」 玄関で飼ってい…
言葉はリズムである。 読むときに、口に出さなくても言葉が音に変わり、自然と抑揚がついて響く。 文章を書きながら、自分の頭の中にも同じことが起こっている。 その音が、同じ音階の繰り返しにならないように、言葉を置き換えることがしばしばある。 人の…
ワークショップに参加するとき、得した気分になるのは、 「エネルギーをもらった」 と感じたときである。 就職フェアなどで、さまざまな企業の採用担当者と話すと、担当者の工夫次第で印象が大きく変わることに気づく。 「うちの会社はアットホームで和気あ…
「やらねばならない」 と思うのはしかたがない。 始めは義務感から入らないとできない。 なにしろ初めてのことをやるのだから。 だが、ある程度慣れてくると、必ず倦怠感を感じるようになる。 そんなとき 「こんなことしなくても生きていけるさ」 と思ったら…
「記事を10日も上げれば、ネタ切れになる」 と書く人もいた。 この考えは、ある程度正しい。 だが、始めからネタ10個分の「ひきだし」しかなかったことがネタ切れの原因である。 アイデアが切れないようにするコツは「ひきだし」にある。 要は連想ゲーム…
小説を書きながら、並行して毎日記事を書き続けている。 投稿サイトのHowTo本などを斜め読みしてみると、こんなことが書いてある。 1、毎日上げる ア 毎日上げることで「頑張ってる感」を表現できる。 イ 文章力がつく ウ 習慣が身に付く エ フォロワーが毎…
小説をまとまった量書くにあたって、全集物を読んだ。 何万字も文字を書けるのだろうか、と始めは心配した。 そして、文学というものをあまり理解していなかった。 妻は、 「流行りものの小説を読んだら」 といった。 だがあまりしっくりこなかった。 流行を…
魚辺に弱いと書いて「鰯(イワシ)」になる。 家畜のえさにされていたこともあったようだ。 だが必須脂肪酸である、DHAやEPAなどが豊富に含まれている。 それらが血液をサラサラにすることにより生活習慣病の予防にも効果があるといわれている。 また鰯には…
ミステリーを書くときに、警察組織を理解していないといけないと漠然と思った。 「警察は公務員だ」 これくらいは知っているが、なんとなくとっつきにくい感じがして、怒られそうな気がする。 調べてみると、当たり前だが、犯罪捜査をする刑事部と、警備部く…
リアリティがあるミステリーを書くために、あえて専門性が高いハッキングについて調べてみた。 20年ほど前に、違う理由で深く研究したことがある。 大筋は変わっていなかった。 重要な点は、技術的に優れたハッカーが強いのではないことである。 情報セキ…
小説を書く前に、調べ物をすることが多い。 例えば、探偵小説を書こうと思ったときのこと、 「探偵の実態を調べると面白かった」 と誰かに話した。 「確かにコートを羽織って刑事みたいな恰好をした人が尾行したら一発でバレそうだ」 「電柱の陰に隠れるとか…
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 1 この10年で変わったこと ア 結婚した 突然思い立って婚活を始め、すぐに結婚した。自分でも驚いたほどのスピードだっ た。 イ 家を買った 主にインフレ対策のために、家探しを始…
「文庫本一冊書けるだけでもすごいですよ」 「いや。たいしたものではないです」 初めて他人に原稿を見ていただいたときに、こんなやり取りをした。 文学の専門家だから、もっと厳しい反応があるかと思っていた。 「もしかして文学賞に、応募するんですか」 …
優れた作品を作り続ける人は、他の人とは違う時間軸で仕事をする。 忙しさと煩わしさを度外視して、やるべきことは、何としてもやり遂げる。 「今日は他に予定が入っていたはずなのに」 とこっちが心配するが、終わってみれば予定は狂っていないし、新たに依…
アマビエ様が日本中で注目されている。 肥後国の海辺に突如現れたという言い伝えがあり、かわら版が残っている。 気になるのは、神なのか妖精なのかである。 また疫病が流行ることを予言している。 だから預言者だろうか。 近世ではたくさんの預言者の伝説が…
個人情報保護法が整備されてからも、漏洩事例は多い。 漏洩事故が起こると、炎上を伴うため一刻も早い対処が必要である。 だが、きちんと統計を取ったデータを元に調べると、驚いたことに何もしない企業が多いことに気づく。 謝罪もしないし、補償もしない。…
印刷会社と一緒に出版業界のセミナーを開いたとき、やはり昔の写植や上製本の話などになった。 だが営業担当者は、 「これから紙の印刷の仕事はなくなります」 と断言していた。 印刷会社からすると、紙で印刷しないということは、巨額の投資をしてきた印刷…
本の表紙のデザインを見ていると、目を引くインパクトがあるものが多い。 書店に並べたときに、大半の本は背表紙を見せることになるが、見栄えがする表紙の本は横にして並べられる。 もちろん売れ筋の本や、作家の代表作、最新作も同様である。 本を電子化し…
結婚、子どもの誕生、介護など、ライフステージの変化は突然やってくる。 「俺は絶対結婚しない」 といっていた人が、突然結婚式の招待状をよこし、年賀状に赤ちゃんの写真を載せる。 おめでたい話ばかりではなくて、介護も突然の場合がある。 ある日親が入…
友人と話すと、他人が自分をどう見ているのかを意識することがある。 何年も会っていなかった友人は、自分の興味関心をある程度予測して話しかけてきていた。 いまの自分は、価値観がかなり変わっているが、昔の自分しか知らない友人にとっては、自分のイメ…
秋の初めは雨が降ると蒸し暑くなる。 残暑が昨年も厳しかった。 屋内で仕事をデスクワークをしていると、たまった湿気に悩まされる。 日本は温帯湿潤気候なので、湿度が上がる。 夏にイタリアに行ったときは、日本と同じくらいの気温だったがあまり暑くなか…
おもちゃで遊ぶことが、子どもにとってとても重要なことである。 それは、病弱で入院中の子どもでも変わらない。 生まれつき、看護が必要な小学生に、おもちゃを貸し出すサービスがある。 病院のベッドの上で、木のおもちゃで遊んでいるところを見たことがあ…